第11回ジャズ入門講座&交流会 

楽しいライブとなりました。

午後4時講座開始。公民館長の挨拶。

2012年6月24日(日) 入間市久保稲荷公民館
講師:瀬川昌久氏  演奏:青木研(bj)&熊田千穂(vo)

今年も沢山のご来場者がありました

恒例となった瀬川先生のジャズ入門講座も、今年で11回目の開催となりました。毎回テーマを決めていますが、今回は「戦前のジャズソングとバンジョーの魅力」と題し、ニッポン・モダンタイムス〜スイング・エラ1928・1942の時代を、映像を交えじっくりと聴き込みました。瀬川先生の最も得意とする分野で、先生は昨年から今年にかけ、戦前4大レーベルによる全8タイトルのCDシリーズや、その時代のマイナー音源ばかりを集めた4枚組CDボックス「ジャズ水滸伝」の監修をされるなど、益々ご活躍です。「ジャズ水滸伝」をリリースしたメタカンパニーの方もお見えになり、抽選で1名の方にCDボックスをプレゼントくださいました。講座には青木さん、熊田さんも加わり、演奏者の立場からのコメントも頂きました。ジャズは戦後進駐軍とともに日本に入って来たと思われていますが、実はそうではなく、戦前にも大変な流行があり、優れた邦人ミュージシャンも沢山存在していたことが、的確な解説と選曲で証明されました。戦後日本におけるジャズの大流行には、戦前からの音楽的土壌があったのです。交流会では、お二人のデュオ演奏が盛り上がりました。お二人は共演歴も長く、息のあった演奏を展開しました。テーマに相応しいオールド・スタンダードをたっぷりと聴かせました。途中青木さんのバンジョー・ソロの至芸も披露され、素晴らしいライブとなりました。

みなさん大変お疲れ様でした!

軽く打ち上げもやりました。

バンジョー・ソロの至芸を披露する青木さん。

お二人の衣装は戦前のモボ・モガ・ファッションでした。
青木研さん(bj)

熊田千穂さん(vo)

午後6時ミニコンサート開始。

講座の後は交流会。質問に答える先生。

講師は瀬川昌久先生

息の合ったお二人。